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12
2009

汚毛を洗う

ここで紹介する汚毛洗いのやりかたは、あくまで一例です。

今年毛刈りした六甲山牧場のコリデールです。
wash1.jpg
刈り取ったままの毛です。
羊のおしっこも、泥汚れも、羊の脂分(ラノリン)もわらごみも、みんな一緒にくっついています。
このままではちょっと紡げないので、汚れを落とします。

1・予洗い

wash2.jpg
一度にたくさん洗うと、きれいにならないので、私はたいてい300gくらいを洗います。
300gを3つか4つくらいに分けて、45度の熱めのお湯で予洗いします。
洗い桶にお湯を出しっぱなしにして、茶色の液が透明になるまですすぎます。
お湯につけているときは、羊毛はあまりいじくらないようにしてください。
そっと押し洗い程度です。

2・モノゲンで洗う

wash3.jpg
蓋つきバケツを用意します。
洗う羊毛の重量の10%の練りモノゲンをお湯に溶かします。
漬け込む洗剤液の温度は60度くらいです。
一晩漬け込む場合もありますが、4時間くらいがいいでしょう。
漬け込んだら、ぜったいにいじらないでください。
いじるとフェルト化してしまいます。
洗剤液がすっかり冷めてしまうまでつけておいては、せっかく洗った脂分が再び、羊毛についてしまいます。
目安としては30度から40度くらいの温度になるくらいまでがいいでしょう。

3・すすぐ
冷めた洗剤液と同じくらいのお湯の温度ですすぎます。
洗い桶にお湯を流しながら、羊毛を一掴みづつ、お湯の中ですすいでいきます。
すすぎの湯が透明になるまでお湯のなかで、毛を振り洗いする感じで。
毛先の汚れはこのときに、つまみ洗いをする要領で指で洗うとほぐれます。

4・脱水
ざるにあげて、羊毛の水分をあらかた取ってしまいます。
洗濯機の洗濯槽のふちに羊毛を置く。
脱水をかける。10分くらい。
しっかり脱水して水分を取り去るほうが羊毛にとってはよい。

5・乾燥
wash4.jpg
ベランダなどの広いところで脱水した羊毛を広げて干す。
このときに、羊毛を持って、上下に振ると細かいごみが取れる。
また、湿ったうちにフェルト化してくっついている部分をほぐしておく。
天気のよい日だと、半日で乾く。

ここで紹介している洗い方はあくまで一例です。
羊毛の種類によっても、
(フェルト化しやすい品種の羊毛 たとえば、メリノ、ゴットランド、リンカーンなどは、もっと繊細に注意を払って洗います。)
また羊毛の脂分の具合や、紡ぐときに脂分を残したいと思う場合など、
それぞれの状態によって洗剤の量も変えていきます。

いろいろやってみて、試行錯誤しながらご自分の洗い方を見つけてください。

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