グリージー 原毛の洗い方 後編
羊毛洗い 後編です。
前編はこちら

60度の温度のモノゲン液に漬け込んだのが↑こちら

4時間後です。
湯温は手をつけて、ちょっと熱いかなというくらい。
お風呂の温度より少し熱いくらいです。

同じ温度のお湯で、すすぎます。
すすぎは少量ずつです。
たらいにお湯を流しながら、
たらいに張った湯の中で揺すっていきます。
汚れが毛先に残っている部分があれば、
指先でつまむようにすると、汚れは溶けていきます。
ザルにあげながら、2回以上、
すすぎのお湯が綺麗になるまですすぎます。
なるべく手早くするといいです。

すすいだ羊毛を脱水します。
洗濯槽の周りの縁に均等になるように羊毛を置きます。
洗濯ネットにいれるやり方もありますが、
きれいに洗えているので、羊毛そのままで脱水しています。
時間は9分かけています。
水分をしっかりとったほうが
その後の作業がしやすいです。

↑脱水をかけたあとの羊毛
この少し湿った状態のまま、羊毛を上下に振ると、
草ゴミがかなり落ちます。
湿った状態でフェルト化してそうな部分をほぐします。
乾いてしまうと、フェルト化してほぐしにくくなるので、
湿った状態で毛ほぐしするほうが、
後のカーディングが楽になります。
梳毛糸を紡ぐ場合は、羊毛の房のステイプルを残すので、
それほどほぐさなくてもいいです。

↑毛ほぐししたあとの羊毛。
今回はお尻の部分の毛だったので、少し毛先が黄ばんで
ステインがありましたが、
気になるほどではなかったので、きれいに洗えています。
430g弱の羊毛は洗ったあと230gでした。
ここで、汚毛洗いの大事なポイントを書きますね。
フェルト化しないように洗うのが一番大事です。
フェルト化しないために注意することは
1.急激な温度変化をさける。
すすぐ時に、つけ置きした洗剤液とすすぎのお湯を同じ湯温にあわせること。
2.洗剤液に入れたら、そっと押すだけで、あとは絶対に触らないこと。
脂分をスッキリ落としたい時は粉石鹸を使うと落ちます。
このときも、洗剤液に漬け込んだら、絶対に触らないを守ってください。
汚毛洗いのやり方は、洗濯ネットに入れて洗うやり方、
ステイプルを一本一本向きを揃えてザルに並べて、
ザルごとそっと洗剤液に漬け込むやり方、
一度目に洗剤液につけて、今度は薄い洗剤液を用意して、
少量ずつ毛先の汚れを洗剤液の中で指先でつまみ洗いするやり方、など
いろいろなやり方があります。
色々試してみて、洗ってみられるといいと思います。
自分がやりやすい方法で洗うといいでしょう。
神戸ウールの会では、羊毛洗いのやり方や、スカーディング、糸紡ぎ(スピンドル、紡毛機)、編み物、織り物、ニードルフェルト、水フェルト、羊毛関連の手芸の技術を会員同士で教えあっています。
興味がある方は、ぜひ、ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19(土) 10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター
講習費 一般の方 1000円
ウールの会会員 300円
講習申し込みフォーム
神戸ウールの会入会申し込みフォーム
前編はこちら

60度の温度のモノゲン液に漬け込んだのが↑こちら

4時間後です。
湯温は手をつけて、ちょっと熱いかなというくらい。
お風呂の温度より少し熱いくらいです。

同じ温度のお湯で、すすぎます。
すすぎは少量ずつです。
たらいにお湯を流しながら、
たらいに張った湯の中で揺すっていきます。
汚れが毛先に残っている部分があれば、
指先でつまむようにすると、汚れは溶けていきます。
ザルにあげながら、2回以上、
すすぎのお湯が綺麗になるまですすぎます。
なるべく手早くするといいです。

すすいだ羊毛を脱水します。
洗濯槽の周りの縁に均等になるように羊毛を置きます。
洗濯ネットにいれるやり方もありますが、
きれいに洗えているので、羊毛そのままで脱水しています。
時間は9分かけています。
水分をしっかりとったほうが
その後の作業がしやすいです。

↑脱水をかけたあとの羊毛
この少し湿った状態のまま、羊毛を上下に振ると、
草ゴミがかなり落ちます。
湿った状態でフェルト化してそうな部分をほぐします。
乾いてしまうと、フェルト化してほぐしにくくなるので、
湿った状態で毛ほぐしするほうが、
後のカーディングが楽になります。
梳毛糸を紡ぐ場合は、羊毛の房のステイプルを残すので、
それほどほぐさなくてもいいです。

↑毛ほぐししたあとの羊毛。
今回はお尻の部分の毛だったので、少し毛先が黄ばんで
ステインがありましたが、
気になるほどではなかったので、きれいに洗えています。
430g弱の羊毛は洗ったあと230gでした。
ここで、汚毛洗いの大事なポイントを書きますね。
フェルト化しないように洗うのが一番大事です。
フェルト化しないために注意することは
1.急激な温度変化をさける。
すすぐ時に、つけ置きした洗剤液とすすぎのお湯を同じ湯温にあわせること。
2.洗剤液に入れたら、そっと押すだけで、あとは絶対に触らないこと。
脂分をスッキリ落としたい時は粉石鹸を使うと落ちます。
このときも、洗剤液に漬け込んだら、絶対に触らないを守ってください。
汚毛洗いのやり方は、洗濯ネットに入れて洗うやり方、
ステイプルを一本一本向きを揃えてザルに並べて、
ザルごとそっと洗剤液に漬け込むやり方、
一度目に洗剤液につけて、今度は薄い洗剤液を用意して、
少量ずつ毛先の汚れを洗剤液の中で指先でつまみ洗いするやり方、など
いろいろなやり方があります。
色々試してみて、洗ってみられるといいと思います。
自分がやりやすい方法で洗うといいでしょう。
神戸ウールの会では、羊毛洗いのやり方や、スカーディング、糸紡ぎ(スピンドル、紡毛機)、編み物、織り物、ニードルフェルト、水フェルト、羊毛関連の手芸の技術を会員同士で教えあっています。
興味がある方は、ぜひ、ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19(土) 10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター
講習費 一般の方 1000円
ウールの会会員 300円
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