2009年05月

汚毛を洗う

ここで紹介する汚毛洗いのやりかたは、あくまで一例です。

今年毛刈りした六甲山牧場のコリデールです。
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刈り取ったままの毛です。
羊のおしっこも、泥汚れも、羊の脂分(ラノリン)もわらごみも、みんな一緒にくっついています。
このままではちょっと紡げないので、汚れを落とします。

1・予洗い

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一度にたくさん洗うと、きれいにならないので、私はたいてい300gくらいを洗います。
300gを3つか4つくらいに分けて、45度の熱めのお湯で予洗いします。
洗い桶にお湯を出しっぱなしにして、茶色の液が透明になるまですすぎます。
お湯につけているときは、羊毛はあまりいじくらないようにしてください。
そっと押し洗い程度です。

2・モノゲンで洗う

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蓋つきバケツを用意します。
洗う羊毛の重量の10%の練りモノゲンをお湯に溶かします。
漬け込む洗剤液の温度は60度くらいです。
一晩漬け込む場合もありますが、4時間くらいがいいでしょう。
漬け込んだら、ぜったいにいじらないでください。
いじるとフェルト化してしまいます。
洗剤液がすっかり冷めてしまうまでつけておいては、せっかく洗った脂分が再び、羊毛についてしまいます。
目安としては30度から40度くらいの温度になるくらいまでがいいでしょう。

3・すすぐ
冷めた洗剤液と同じくらいのお湯の温度ですすぎます。
洗い桶にお湯を流しながら、羊毛を一掴みづつ、お湯の中ですすいでいきます。
すすぎの湯が透明になるまでお湯のなかで、毛を振り洗いする感じで。
毛先の汚れはこのときに、つまみ洗いをする要領で指で洗うとほぐれます。

4・脱水
ざるにあげて、羊毛の水分をあらかた取ってしまいます。
洗濯機の洗濯槽のふちに羊毛を置く。
脱水をかける。10分くらい。
しっかり脱水して水分を取り去るほうが羊毛にとってはよい。

5・乾燥
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ベランダなどの広いところで脱水した羊毛を広げて干す。
このときに、羊毛を持って、上下に振ると細かいごみが取れる。
また、湿ったうちにフェルト化してくっついている部分をほぐしておく。
天気のよい日だと、半日で乾く。

ここで紹介している洗い方はあくまで一例です。
羊毛の種類によっても、
(フェルト化しやすい品種の羊毛 たとえば、メリノ、ゴットランド、リンカーンなどは、もっと繊細に注意を払って洗います。)
また羊毛の脂分の具合や、紡ぐときに脂分を残したいと思う場合など、
それぞれの状態によって洗剤の量も変えていきます。

いろいろやってみて、試行錯誤しながらご自分の洗い方を見つけてください。

親子で毛糸を紡ごう

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5月3日に六甲山牧場で「親子で毛糸を作ろう」というイベントを行いました。
朝からたくさんの人がスピンドルと牧場の羊毛を持って、くるくるしながら、糸を紡ぎました。
この日のために、スピンドルを手作りして準備していました。
本数を数えてはいなかったのですが、おそらく200人くらいは体験できたのではと思います。

GWでお客さんの出足はどうかなと心配しましたが、牧場もとってもたくさんの人でいっぱいでした。
いつもは羊があちこちに見えて、のんびりしているのに、休みになると、人間のほうが多くて羊が少なく感じます。

この日はちょっと曇がちで風もちょっと冷たかったです。テントの中にいると寒くって。
外でお日様にあたっていないと寒かったです。

それでも、皆さん一生懸命、コマみたいなスピンドルをくるくる回して、糸が出来るっていうのを楽しんでいらっしゃいました。
糸を紡ぐ最初のとっかかりで、まだまだ伝えたいことはあったんですが、とりあえず羊毛に触れてもらおうという体験だったので、よかったかなと思います。

説明不足や、人手不足でいたらないところもあったかと思います。
また、これに懲りずに、牧場にいらしてくださいませ。


5月3日

明日、5月3日に六甲山牧場でスピンドルを使った糸紡ぎ体験をします。
牧場のチラシには親子で毛糸を作ろうというタイトルになっていますが、どなたでも参加できます。
無料なので、牧場にいらっしゃった際には、どうぞ体験してみてください。