タティングレース講習 レポ

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神戸ウールの会でタティングレースの講習会をしました。

タティングレースはシャトルの動かし方、目の作り方、
一番最初が一番難しいレース編みなので、
今日も、初めて挑戦の皆さんは
四苦八苦しながらの講習になりました。

最初の2時間の講習では
目を作るということができたら、ゴールです。

右手のシャトルが動くので
シャトルの糸で目を作っていくのかと思うみたいです。
実際には左手にかけた糸が目を作る糸になって
右手の糸の張り具合と左手の糸の緩め加減が
絶妙なバランスで目を作っていきます。

ここは、スローモーションの動きをして
丁寧に理解できるように説明していきます。

「左手の糸で目を作るということがわかると、
なんとなく左手が動くようになりました。」
「目が移るのは、理屈ではわかるんやけども、
左手を緩めるタイミングが難しい」

今日参加された会員の皆さんは
みんな目を作るというところまで、
できるようになりました。

あとは、練習を重ねて
シャトルの動かし方に慣れていくのがポイントです。

ちょっと難しいけれど
めげずに諦めないで繰り返す、
ことが、作品を作っていくことにつながっていきます。

シャトルの動かし方と目の作り方さえできるようになれば、
あとはパターンを作っていくだけになっていくので、
これからがどんどん簡単に、
楽しくなっていきます。

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タティングレース経験者の会員さんには
ケルティックタティングレースのパターンを練習しました。

月2回の活動日にいつでも講習をしています。

午後からはスピンドルでの糸紡ぎと、
ハンドカーダーの使い方
混色の仕方もやりました。

次回は6/2です。
時間は10:00〜16:00

神戸ウールの会では、羊毛洗いのやり方や、スカーディング、糸紡ぎ(スピンドル、紡毛機)、編み物、織り物、ニードルフェルト、水フェルト、羊毛関連の手芸の技術を会員同士で教えあっています。

興味がある方は、ぜひ、ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
6/2(土) 10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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タティングレースの講習もやります


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5/19(土)にはタティングレースの講習をやります。

ウールではないけれど、ちょっと変則的に。

タティングレースを始めて手芸本で見た時に、
その可愛らしいデザインに魅了されました。

それまではレース編みといえば、
かぎ針で編むクロシェレースしか知らなかったんです。

タティングレース?初めて聞くわ。
どんなレースなんだろう?

え?クラシカルな古い時代のレースなの?

このデザインなんて可愛いんだろう!

俄然挑戦してみたくなったんです。

ところが、

本を開いてみても、さっぱりわからない。

難しいーーと感じて、一旦は本を閉じたんです。

でも、どうしてもマスターしたいって気持ちが湧いてきて、
1週間後、再度チャレンジしました。

タティングレースは大正時代くらいに日本に入ってきています。
当時はタッチングと言っていました。
だから、年配の女性で、女学校で習ったわ、という方もいらっしゃいます。

でも、とってもマイナーなレース編み。

一人で本を見て編むというのは、ちょっと難しい。

なので、
教えてもらうがいいですよ。

5/19に、タティングレース、講習します。

写真のドイリーのモチーフを一つ作ってみます。
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講習費 一般の方 1000円
ウールの会会員 300円
材料費 500円 (タティングレースシャトルは貸し出し)

持ち物 糸切りバサミ 筆記用具

場所 兵庫県神戸生活創造センター
JR神戸駅南 クリスタルビル 5F

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神戸ウールの会では、羊毛洗いのやり方や、スカーディング、糸紡ぎ(スピンドル、紡毛機)、編み物、織り物、ニードルフェルト、水フェルト、羊毛関連の手芸の技術を会員同士で教えあっています。

興味がある方は、ぜひ、ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19(土) 10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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一色で濃淡をそめる 化学染め講習

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5/13に六甲山牧場 夢工房のウールクラフト室で化学染めの講習をしました。
今日はその化学染めの様子をお届けします。

今回は1フリース(フリースは羊一頭分の羊毛のことです)
1.2kgの羊毛を濃い藍色と薄い色に染めました。
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羊毛を半分に分けて、
黄色がかった羊毛は濃い色に、白い羊毛は薄い色にわけます。
染める前に、40度くらいのお湯に浸けます。
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染料がきれいに入るように台所用洗剤を加えます。

羊毛をつけておく間に染料を用意します。
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今回使ったのはダイロンマルチ。
一袋で250gの繊維を染めることができます。
濃い色に染める場合は倍量の染料を用意します。

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ステンレスのボウルに入れて、

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熱湯で染料を溶きます。
ここで色止めのお酢を加えます。
今回は250ml入れました。
溶け残りがないように完全に溶かします。

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寸胴鍋にお湯を6分目まで入れて、
染料を加えます。
工房の使える時間が限られていたので、
今回は濃い色の鍋と、薄い色の鍋と二つ用意しています。

お家で染める時は、
濃い色を染めたあとの染液は
色がまだ残ることがあるので、
その残った染液で薄い色を染めていくことができます。

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薄い洗剤液につけた羊毛を脱水にかけます。
洗濯槽の中で羊毛が動かないように、
洗濯槽の縁に沿わせるように羊毛を置き、脱水します。

今回は一度に染める量が多いので、
脱水しています。

お家で染める時は
ざるに羊毛をあげて、ぎゅっと押さえつけて
水分を取るくらいで大丈夫です。

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染液を溶かした鍋の中に羊毛をつけます。
染液に入れたら、上から押さえて、
完全に浸かるようにします。

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羊毛をいれて、蓋をして、
30分かけて、弱火でフツフツと蒸気があがるくらいに
温度を上げていきます。
95度くらいです。
ここでは羊毛の繊維が細く、フェルト化しやすかったので、
グツグツとは煮ていません。

30分かけて沸騰手前まで温度が上がったら、
とろ火にして、30分継続して煮ていきます。

その後、火を止めて30分かけて
ゆっくりと冷ましていきます。
蓋を開けておくといいです。

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今回は寸胴鍋が重かったので、
流しまで運べず、
ボウルに引き上げて放冷しました。
この羊毛を冷ます時も、
できるだけゆっくり冷ます方がいいです。
急激に冷ましてしまうと、フェルト化します。

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手で触れるくらいの温度まで下がったら、
同じ湯温ですすいでいきます。
すすぐ時にフェルト化した部分があれば、
羊毛を引き延ばして離すような感じでほぐしていきます。
すすぎの水が透明になったら、すすぎ完了です。

脱水をしっかりかけます。
羊毛が動かないように
洗濯槽の縁に沿わせて置いてください。
しっかり水分を飛ばすと、
あとの毛ほぐしの作業がしやすくなります。

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参加者の皆さんで分けています。
こんな色合いに染まりました。

濃い色に染めると、
染めたあとに染液がまだ色が残っていることが多いです。
色が残っている染液はまだ染められるので、
新しい羊毛を薄い色に染めることができます。

色が完全に繊維に吸収されると、
染液が透明になります。

「紡毛機で、一人で紡げるようになりました。嬉しいです」

今日はウールの会の会員さんが、
お家で紡ぎ車で紡いだ感想を教えてくださったので、シェアしますね。


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こんばんは。
一人でやってみました😊
嬉しくて報告です!
羊毛がネップが多くて💦
やっぱり綺麗に紡ぐのは羊毛からですね☝️
巻取りがキツイのか、ボコボコと巻き取ってしまってます。
練習あるのみで頑張ります。
ウールの会で 紡ぎ機を貸していただきとてもありがたいです💓
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アシュフォードの紡ぎ車、紡毛機を
ウールの会から借りて紡いでいらっしゃいます。

紡がれた羊毛の状態が
ネップが多かったので、紡いだ糸がポコポコしたんですね。
綺麗な糸を紡ぐには
やっぱり丁寧な毛ほぐしと、
カーディングが大事なポイントになりますね。

スコッチテンションの紡毛機は
巻き取りのブレーキを
かかるかかからないか、くらいの調子でかけるのがコツです。
これは慣れないと、
なかなかちょうどいいブレーキ加減がわかりにくいのです。
チェックの仕方は、
ボビンに巻き取られた糸が
ふんわり柔らかいか、
カチカチに硬いか、でチェックします。


ウールの会では、
紡ぎはまだまだ初心者なので、紡毛機を買うかどうか
迷っています、という会員のために、
紡毛機の貸し出しもやっています。

糸が紡がれていく仕組みがわかっていると、
紡毛機でも紡ぎやすくなります。
そのためにスピンドルでの紡ぎ講習を
随時やっています。

次回は5月19日の午後からです。

一般の方も講習を受けられます。

神戸ウールの会では、羊毛洗いのやり方や、スカーディング、糸紡ぎ(スピンドル、紡毛機)、編み物、織り物、ニードルフェルト、水フェルト、羊毛関連の手芸の技術を会員同士で教えあっています。

興味がある方は、ぜひ、ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19(土) 10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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グリージー 原毛の洗い方 後編

羊毛洗い 後編です。

前編はこちら
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60度の温度のモノゲン液に漬け込んだのが↑こちら

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4時間後です。
湯温は手をつけて、ちょっと熱いかなというくらい。
お風呂の温度より少し熱いくらいです。

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同じ温度のお湯で、すすぎます。
すすぎは少量ずつです。
たらいにお湯を流しながら、
たらいに張った湯の中で揺すっていきます。
汚れが毛先に残っている部分があれば、
指先でつまむようにすると、汚れは溶けていきます。

ザルにあげながら、2回以上、
すすぎのお湯が綺麗になるまですすぎます。
なるべく手早くするといいです。

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すすいだ羊毛を脱水します。
洗濯槽の周りの縁に均等になるように羊毛を置きます。
洗濯ネットにいれるやり方もありますが、
きれいに洗えているので、羊毛そのままで脱水しています。
時間は9分かけています。
水分をしっかりとったほうが
その後の作業がしやすいです。

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↑脱水をかけたあとの羊毛
この少し湿った状態のまま、羊毛を上下に振ると、
草ゴミがかなり落ちます。

湿った状態でフェルト化してそうな部分をほぐします。
乾いてしまうと、フェルト化してほぐしにくくなるので、
湿った状態で毛ほぐしするほうが、
後のカーディングが楽になります。

梳毛糸を紡ぐ場合は、羊毛の房のステイプルを残すので、
それほどほぐさなくてもいいです。

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↑毛ほぐししたあとの羊毛。
今回はお尻の部分の毛だったので、少し毛先が黄ばんで
ステインがありましたが、
気になるほどではなかったので、きれいに洗えています。

430g弱の羊毛は洗ったあと230gでした。

ここで、汚毛洗いの大事なポイントを書きますね。

フェルト化しないように洗うのが一番大事です。

フェルト化しないために注意することは

1.急激な温度変化をさける。
すすぐ時に、つけ置きした洗剤液とすすぎのお湯を同じ湯温にあわせること。

2.洗剤液に入れたら、そっと押すだけで、あとは絶対に触らないこと。

脂分をスッキリ落としたい時は粉石鹸を使うと落ちます。
このときも、洗剤液に漬け込んだら、絶対に触らないを守ってください。

粉石鹸を使うと、洗剤液はアルカリ性になります。
羊毛には人の髪の毛と同じようにキューティクルがあります。
なので、アルカリ性の液に入れると、
キューティクルが開いて、繊維が絡みやすくなります。
この状態で物理的に摩擦させるとか、
刺激を与えると、フェルト化してしまいます。

粉石鹸を使って洗う際には
すすぎの時に、
お酢、もしくはクエン酸液をすすぎのお湯に入れて、
液性を弱酸性にすると、
開いていたキューティクルが閉じるので、
フェルト化を防ぐことができます。


汚毛洗いのやり方は、洗濯ネットに入れて洗うやり方、
ステイプルを一本一本向きを揃えてザルに並べて、
ザルごとそっと洗剤液に漬け込むやり方、
一度目に洗剤液につけて、今度は薄い洗剤液を用意して、
少量ずつ毛先の汚れを洗剤液の中で指先でつまみ洗いするやり方、など
いろいろなやり方があります。

色々試してみて、洗ってみられるといいと思います。
自分がやりやすい方法で洗うといいでしょう。




神戸ウールの会では、羊毛洗いのやり方や、スカーディング、糸紡ぎ(スピンドル、紡毛機)、編み物、織り物、ニードルフェルト、水フェルト、羊毛関連の手芸の技術を会員同士で教えあっています。

興味がある方は、ぜひ、ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19(土) 10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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グリージー 原毛の洗い方 前編

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きょうはお天気が良くなかったんですが、
グリージーを洗いました。

ここではお家で洗いやすい、少量ずつ洗う洗い方をご紹介します。

刈りとった羊毛は、グリージーといって、
羊毛の脂分のラノリンやら、餌の藁やら、
とにかくめっちゃ汚れています。

でも、洗ったらびっくりするくらいにきれいになります。
その劇的ビフォーアフターを見ると、感動するので、
汚毛洗いは楽しいのです。

↓今年刈りとった六甲山牧場のコリデール
一頭買い のフリースは、布袋に入っています。
これは2.3kg
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袋から出して、広げてみると、こんな感じです。
奥が頭、手前がお尻になります。
写真ではわかりにくいですが、頭の方とお尻の方では羊毛の毛の太さが違います。
お尻の方が太いんです。
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今日は一番よく汚れているお尻の部分から洗いました。
写真の量で約400g
一度に洗う量は300gから400gくらいが扱いやすいです。
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予洗いするまえに、上の写真の状態のまま、
羊毛の塊を上下に振ります。
そうすると、大きなゴミも落ちるし、
二度刈りしたセカンドカッツの小さな羊毛の塊もとれます。
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洗剤を用意します。
写真は練りモノゲン。
羊毛洗いの専用の洗剤です。
手元にまだあったものを使っています。
洗う量の羊毛の5〜10%の重さのモノゲンを使います。
固いので、熱いお湯を入れて、溶かします。
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練りモノゲンはもう生産されなくなってしまったので、
今は液体のモノゲンが販売されています。
液体モノゲンの場合は、三倍濃縮なので、
羊毛の重量の5〜10%の量の1/3 になります。

そのほかに、粉石鹸も脂分をスッキリ落としてくれます。
ただし、石鹸はフェルト化しやすいので、
扱いにコツがいります。
後編で書きますね。
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さぁ、洗っていきますよ。

洗う場所は、私はキッチンのシンクを使っています。

え?食べ物扱う場所やのに、
羊のし尿で汚れた羊毛を洗うの?

そんな時は、
汚毛洗いはお風呂場で、になります。

私がキッチンを使う理由はね

1.ステンレス製なので、汚れがつきにくい。匂いもつかない。
2.お湯の温度を調整しやすい。
3.腰をかがめて作業しなくて済む。
4.使う用具は全部きれいに洗える。
5.排水口の始末がしやすい。

お風呂場だと、ユニット式バスなので、
匂いもこもるし、お風呂の床などに匂いがつきそうなのと、
作業は腰をかがめることになるので、
体にもきつい

っていうことになるので、最初からキッチンです。

いよいよ洗っていきます。
最初はお湯だけで予洗いです。

42度くらいの温度のお湯を
たらいにためて、予洗いの準備をします。
洗剤はまだ使いません。
お湯で予洗いすると、水溶性の汚れはここで、ほとんどおちます。
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羊毛400gを全部、たらいにつけてしまいます。
気になる人はたらいも、ザルも、専用のものを用意したらいいです。
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最初の予洗いで、茶色の汚れた液がでます。
いったんザルに引き上げて、
再度、お湯で予洗いします。

今度は一度に全部、ではなくて、
少しずつお湯の中で振り洗いします。
汚れでくっついた毛先も、指でそっと押さえてつまむように洗います。
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洗った後の液がこのくらい透き通るになるくらいまで、
お湯の中で羊毛を少量ずつ振り洗いして予洗いします。
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予洗いやっている傍で、大きな鍋にお湯を沸かしておきます。
漬け込みの洗剤液の温度を60度にするためです。
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漬け込み用のバケツを用意します。
写真のものは13リットルのサイズ。
保温のために蓋つきのバケツにしてください。
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バケツに洗剤液を用意します。
溶かしていたモノゲンを入れて、鍋に沸かしたお湯をいれて、
水を入れて、60度くらいの湯温になるようにする。

予洗いした羊毛を洗剤液に漬け込む。
この時、漬け込むのは上から押さえるだけで、
羊毛をあれこれ動かしたりしない。
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長くなるので後編に続きます。




神戸ウールの会では、羊毛洗いのやり方や、スカーディング、糸紡ぎ(スピンドル、紡毛機)、編み物、織り物、ニードルフェルト、水フェルト、羊毛関連の手芸の技術を会員同士で教えあっています。

興味がある方は、ぜひ、ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19(土) 10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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六甲山牧場で羊の毛刈りショーと羊毛のスカーディングやってきました

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4/21、22の週末に、六甲山牧場では、羊の毛刈りショーが行われました。
刈りとった羊毛を選別する作業のスカーディングを
神戸ウールの会が毎年担当しています。

今年もスカーディング作業をしてきました。

去年から今年にかけての冬は雪も多くて、寒かったのは記憶にあるところです。
冬が厳しいと、羊は寒さに対応するために
羊毛の繊維の太さが細くなって、クリンプ(羊毛の縮れ具合のこと)がとても細かくなって、
紡ぎをするスピナーにとって、上質の羊毛になるんです。
どんな毛になっているのかなぁと、楽しみで牧場にあがりました。

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毛刈りの様子です。
一度に4頭から5頭、電動バリカンで毛刈りを始めます。
1日に40頭毛刈りをしました。
六甲山牧場には、約160頭の羊がいます。

毛刈りショーの二日間で80頭ほどを毛刈りして、
あとはGWまでの土日に、2頭ずつほどをお客様に観覧していただいています。

一度に沢山の羊を毛刈りして、
次から次へと、羊毛を選別していきます。

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手足の周りの短くて、フェルト化してしまっている箇所、
頭の周りの短い毛、
腹の周りの地面に擦れて、糞尿で固まってしまっている部分、
そして、日に焼けて、柵に擦れて、毛先が傷んでいて、草ゴミが沢山入り込んでいる背中の部分を
取り除く作業をしています。

取り除いた部分の羊毛は、牧場の肥料として敷地内に使われています。
土の改良剤になるんですよ。

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見てください。このクリンプの細かさ!

六甲山牧場でとれる羊毛の半分くらいは
牧場のウールクラフト用に使われています。
チーズ館の1Fでウールクラフトの体験教室をやっています。

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緬羊舎の中のチビちゃんたち。
この季節ならではの可愛い光景です。

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チェビオットもいます。

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レアシープのマンクスロフタン。
表面は白っぽいけれど、毛の内側は茶色なんです。

他にも黒いお顔の羊のショーンで有名なサフォークもいます。

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紡毛機で手紡ぎ実演もやりました。
夏日で直射日光の下で暑かった〜。

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超珍しいショットが撮れました。
紡毛機をペロペロ舐めにきたチビちゃん。

何度もスカーディングには来ているのですが、
こんなことは初めてです。
紡毛機舐めるなんて〜。笑。

スカーディングをやってみると、
羊毛の毛質がよくわかります。
一頭分の羊毛をフリースというのですが、
部位によって毛の質が違うのがよくわかるんです。

また、羊の年齢によっても、
個体によっても差があって、面白いです。

ゴミも少ないフリースもあれば、
どこで転がってたんやろう?って思うくらい
餌の草ゴミだらけのフリースもあったりします。

羊毛が大好きな私たちには、
このスカーディングの時の羊の匂いもたまりません。

ウールの会に入ると、このスカーディングの作業の体験ができますよ〜。


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牧場の原毛は960円/kgで販売しています。
一頭分の販売なので、キロ数は個体差があります。

神戸市立六甲山牧場





紡ぐ時の羊毛の持ち方、どうしていますか?

ドロップスピンドル、紡毛機で紡ぐ時、
スライバーやカードがけした羊毛、ローラッグをどんな風に持っていますか?

せっかく綺麗にカードがけした羊毛を、
綺麗なままで最後まで紡げずに、
最後の方、3cmくらい、ポイッて取り払って、
カードがけをやり直していませんか?

羊毛の持ち方に原因があるんです。
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↑こんな風に握り込んでいるでしょう?
特に、紡毛機で紡ぐ時は
よくやる持ち方です。
写真はドロップスピニングやっている時ですが。
紡毛機で紡ぐ時もよくやるやり方です。

最後の方になると、うまく糸が出にくいのか、
手のひらと、手の甲側とどちらが汗をかきやすいのかっていうことを考えると
答えが出てきます。
羊毛は温かいので、握っていると、手の中が汗ばんできます。
なので、その湿気を吸って、羊毛の繊維がくっつくようになるんです。

じゃ、どうやって持つのがいいでしょう?

いろんな持ち方があるのですが、
イチオシなのが↓こちらです。
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軽く親指相撲するように握った人差し指の上に
羊毛を乗せて、親指で押さえる持ち方です。

この持ち方だと、羊毛を握り込まないので、
羊毛がくしゅくしゅになりにくく、
最後まできれいに紡げます。

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↑中指と人差し指で羊毛を挟んで、薬指と親指で押さえる持ち方。
このやり方は、ちょっと指がつりそうになります。
慣れるとできます。
このやり方のいいところは、
糸になる手前の三角の部分が見やすいので、
糸の太さの調整がしやすいことです。

いろいろ試してみてください。

ブログの記事だけではわかりづらいという方は
ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19 もしくは26(土)10:00~16:00です。
(4/21が晴れたら5/19 雨なら5/26になります)
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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糸紡ぎに夢中です。

「今まで自己流でやってきたんですが、うまくいかなかったところが、どうしてだったのか、よくわかりました。」

昨日4/7はウールの会活動日で、9名の会員さんが集まりました。

写真にあるように、皆さん、スピンドルスピニングに夢中です。

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編み物の講習の成果を持ってきて見せていただいたり。
「完成しました」
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エストニアスパイラルは編み地が自然に斜行して、
バスケット編みのような模様になります。
段染め糸で編むと、模様の出方が楽しいです。

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お家に紡毛機がないときに、カゴを使うと、
こうやって双糸に撚り合わせることができます。
ボビンには、去年の六甲山牧場での講習で
紡毛機で紡いだ初紡ぎの糸が巻かれています。
双糸に撚り合わせて、糸が完成したので、
すごく喜んでいらっしゃいました。

初紡ぎの糸って、それは感動するんです。

「わぁ!糸が出来た!」って。

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ハンドカーダーの使い方がとっても上手にできるようになった会員さんは
スピンドルで紡いだ後に、紡毛機でも紡いでみます。

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ハンドカーダーの使い方の講習の成果です。

ローラッグの作り方や、ハンドカーダーの使い方を確認。
自己流でやっていると、クセがついていますので、
修正するのはちょっと手間取るけれど、
やっていたからこそ、違いがわかります。

スピンドルの紡ぎは、
受けられる方が編み物用の糸を紡ぎたいのか、
織り用の糸を紡ぎたいのか、
紡ぎたい糸の希望にそって、レクチャーしています。

スピンドルスピニングのちょっとしたコツや、
お役立ちグッズなどなど、
情報ぎっしりで講習しています。

ブログの記事だけではわかりづらいという方は
ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19 もしくは26(土)10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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双糸に撚り合わせる時のちょうどいい撚り加減、チェックの仕方

ニット用の糸は、双糸に撚り合わせて糸を作ります。
二本の単糸を撚り合わせるので、双糸と言います。
(織り用の糸は、単糸です。
最初から反時計回りの回転でs撚りに紡ぎます)

スピンドルでも、紡毛機でも、理屈は同じです。

↓こちらがちょうどいい撚り合わせ加減の双糸です。


撚り合わせて、スピンドルや紡毛機のボビンに巻き取る前に、
双糸にした糸を少し緩めてみます。
そうすると、
撚り合わせが甘い場合は↓のように、単糸同士の間に隙間があります。
20180406180319d2e.jpeg

撚り合わせる回転が多すぎると、↓のように、
チリチリと勝手によじれてツノが出るようになります。
これだと、撚り合わせの加減はきつすぎます。
2018040618032275c.jpeg
↑この場合だと、撚りどめの工程が必要になります。

双糸に撚り合わせた後に、綛あげ(かせあげ)をして、糸をぶら下げて、
かせがねじれたら、熱めのお湯につけて、撚りどめをする。
かせがねじれなかったら、撚りどめしない、
というチェックの仕方がありますが、

巻き取る前に、糸を緩めてチェックすると、
かせあげなしで、双糸に撚り合わせた後に、
すぐに玉に巻いて、編むことができます。


ブログの記事だけではわかりづらいという方は
ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19 もしくは26(土)10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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ハンドカーダーの選び方

手紡ぎをすると、必要になってくるのが
羊毛をふわふわにほぐして繊維の向きを揃えるのに使うハンドカーダー。
いろいろなサイズがあるけれど、かなりの頻度で使うものなので、選ぶのにこつがいります。

1.重さが軽いこと! これが1番重要ポイントです。

2.針目は2種類あります。
粗め(ウール用)
ロムニー以上の太番手(毛番手) 
羊毛の繊維が太いもの用
お店に行くとハンドカーダーくださいっていうと、大抵これをもってこられます。
でも、ちょっと待って!
自分がどんな羊の品種の羊毛を使うのかで、選ぶ針布は違うんですよ。
ウール用だから、ウール専用じゃないんです。

 細かい目(コットン用)
コットン、メリノ、シェットランド、コリデールなどの細番手用(毛番手)
 
羊毛の繊維が細いもの用。
ルクやアルパカ、カシミアなどの獣毛を混紡するときや、
色をきれいに混色したいとき
などはこちらが便利。
コットン用だから、ウールに使っちゃダメってことじゃないです。

2つのポイントで選ぶことが重要です。
自分がどんな糸を紡ぎたいのかによって使うカーダーも変わります。

細くて綺麗な糸を紡ぎたい、
混色を均一にしたいときは、コットン用

ざっくり混ぜて、色変わりを楽しみたい、
スラブや、太めの糸が紡ぎたいときは、ウール用

私は中細以下の細番手をよく紡ぐので、いつも使っているのは
コットン用のスチューデントミニというサイズです。
アシュフォードから出ているもので一番軽いのがこのタイプだったんですが、
廃盤になってしまって、今は入手できません。

今は、こちら↓
20180320094845160.jpeg
ハンドカーダースモールのコットン用がおススメです。
重さ 174gです。

写真の画像↓では
2018032009571096a.jpeg
A アシュフォード スチューデントミニ コットン用
B アシュフォード スチューデントミニ ウール用
C おそらく川島テキスタイルの紡ぎ教室で購入されたもの。ウール用
  (神戸ウールの会経由で手元に来たので、よくわからないのです)

針布の細かさは以下の写真を参考にしてください。
20180320095712ba9.jpeg

ブログの記事だけではわかりづらいという方は
ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
5/19 もしくは26(土)10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 300円
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スピンドルのホイールにこれもおススメ

スピンドルを自作するようになると、
ホイール探しをしちゃうんです。

というのも、コンパスで円を描いて円盤を切り取るっていうの、
結構面倒くさいんです。

ドロップスピンドルの作り方

↑の記事で紹介したハーゲンダッツの蓋もいいですが、
もう一つ、見つけました。
20180402164639abd.jpeg
ポテトチップスの蓋です。
クリスピーのは蓋がプラスチックです。
底も中に押し込むと外せます。
この底の円盤を型紙に使えます。

20180402164640720.jpeg

そして、↓こちらはプリングルスの蓋。
20180402164642e29.jpeg
ドリルで穴を開けて、バリをハサミでカットして、
ビニールテープをクロスに貼って、菜箸を刺してできあがり。
透明なのがシンプルで気持ちいいです。
写真はサポートスピンドルなので、
重みの必要がなく、このままで紡げます。
ぶら下げるドロップスピンドルの場合は、
重さが必要になるので、丸く切った厚紙を貼り合わせたものを
蓋の裏側に貼るとよいでしょう。


ブログの記事だけではわかりづらいという方は
ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
4/7(土)10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 500円
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編み物講習やりました

3/18に、3目ゴム編みの簡単なリストウォーマーの編物講習をやりました。



↓これを編むのでしたが、
201802051446084a4.jpg

参加の方の希望で、↓こちらや、
201803311110585ef.jpeg
↓こちらの
201803311110599d5.jpeg
エストニアスパイラルのリストウォーマーやかかとなし靴下の講習も
同時進行でやりました。

午後からは、スピドルの糸紡ぎや、ハンドカーダーの使い方の講習もやってました。
参加の会員さんの希望にそって、
個対応な講習になっています。

ーーーーーーーー参加された方からのご感想です。ーーーーーーー

昨日はありがとうございました。
ウールの会ってどんな感じかしら?畠山さんてどんな方かしら?・・・
ちょっとドキドキだったんですが、あたたかく迎えていただいてうれしかったです😊
カーダーする意味や原理をわかってするのと、知らずにするのでは全然違います。
紡ぎも左右の手の使い方も無理なく効率良くなるように教えていただいて、感激です❗
また、活動日に行きたいと思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一般の方も、参加できますので、スピンドルの糸紡ぎや、
紡毛機の糸紡ぎ、ハンドカーダーの使い方など、
講習をやっています。
ぜひいらしてください。

次回は
4/7(土)10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
     ウールの会会員 500円
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スピンドル一本で双糸に撚り合わせる方法

スピンドル一本しかない場合の双糸の撚りあわせ方
ニット用の糸は時計回り(z撚り)に単糸を紡いで、
それを2本用意して、反時計回り(s撚り)に撚りあわせます。
スピンドルの重さで糸の太さが変わるので、
同じ重さのスピンドルが3本必要になってきます。
(単糸 2つ、撚り合わせ用に1つ)
スピンドルを作るのが面倒という場合は
一本でも撚り合わせができます。


スピンドルの心棒に紙を巻いてボビンにします。
ここでは広告の紙を1/8のサイズに切りました。
斜めにしてスピンドルの心棒に巻きつけます。
緩まないようにきっちり巻いて
端をセロテープで止めます。

20180330075636188.jpeg
巻きつける位置はホイールに当たる位置に。
紡いだ糸は、この紙のボビンの部分に巻き取ります。

20180330075634719.jpeg
それぞれ単糸が紡げたら、ボビンごと心棒から抜き取ります。
100均で穴の空いたカゴを用意して、
写真のように、棒針をボビンに通して、
それぞれの単糸の端を反時計回りに
スピンドルで撚り合わせます。

20180330075637495.jpeg
双糸に撚り合わせた状態。

201803300756380eb.jpeg
玉に巻きました。

撚り合わせる時、スピンドルに巻き取る前に
双糸を緩めた時、糸が勝手にクルクルとよじれなければ
丁度良い撚り合わせ加減になります。
その時は撚り止めの作業がいらないので、
すぐに玉に巻いて編めます。


ブログの記事だけではわかりづらいという方は
ウールの会の活動日にいらしてください。
ハンドカーダーの講習、スピンドルの糸紡ぎの講習を随時やっています。
次回は
4/7(土)10:00~16:00です。
場所 神戸クリスタルビル5F 兵庫県神戸生活創造センター

講習費 一般の方 1000円
    ウールの会会員 500円
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